確認(2)
「あしたゴルフに誘われたんだけど、行ってもいいかな」と妻。
「別に良いけど、明日は水道工事屋さんが来るんじゃなかった?あなたがその日を指定したんじゃなかったかい」
「大丈夫。『夕方5時までに終わる』って云ってたから、終わるときにサインをしたらいいのよ。5時までには帰れるから」
先日あった、この夫婦の会話もまたおかしい。
「5時にサインするって云う約束をしているの?普通、『5時までに終わる』と云うときは、『(どんなに遅くても)5時までには』という意味だから、5時より前に終わるつもりだと思うんだけど、その場合は5時まで待っていてくれる、という約束なわけ?」と聞いたら、一気に不機嫌な表情になった妻。お断りメールをゴルフ仲間に打っていました。
約束をする場合のこういう会話では、各々に自分勝手な解釈をします。「5時頃に」とか「5時までに」とか、云う側はそれなりに末尾の接尾語に意味を持たせて云うのですが、聞く側の多くは「5時に」と聞き取ります。だから、云う側はそれが決して5時ちょうどのことではないこと、それよりも早くなるつもりだということをきちんと追加説明し、聞く側もその曖昧な表現の真意をきちんと確認することが大切です。みんなとても面倒くさがりますし、そんなことお互いの感覚で良いのよ、いちいちそんな小さなことを聞くのは鬱陶しいしとか云って小バカにしますが、結局その多くは現場でトラブルを起こすこと必至です。
ちなみに、この水道工事、午後3時過ぎに手際よく終わって何事もなかったかのようにサインを求められました。
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