平行線
「今週末は一泊で大分に帰るでしょ。来週は講演会からの観劇、その次の週は送別会と出張、その次の週はゴルフ・・・」
「先生、新年早々から忙しいですねえ」
「まあね。ボクはいつも週末から予定が埋まっていくからね」
「それじゃあ、週末がちっともゆっくりできないじゃないですか。いつも仕事が忙しいのだから、週末くらいゆっくりしたらいいのに」
「イヤだよ。せっかくの休みなんだよ!せっかくの休みにウダウダしてたら、人生の半分を捨てるようなもんじゃない?」
「えーそうかな。せっかくの休みだからこそ何もしないでゆっくり休むのが一番幸せじゃないですか?」
わたしの友人は妻と同じことを云う。でも、これだけは相容れない考え方だ。せっかくの自由時間だからゆっくりする、だって?何を云うか!せっかくの自由時間だからこそ朝早くから有意義に使わなければ勿体ないではないか! というわけで、日曜や休日の午前中、妻は起きてこないが起こす気はない。邪魔者が居ないこの時間こそ、わたしの大事な時間だから、一番やりたいことをやる。とても楽しい時間。なのに、今日と明日は妻と一緒に旅に出る。今日は夕食の店を予約した。明日は法事だ。時間の使い方のひとつひとつに気を遣わなければならない。ちっとばかり、面倒くさい週末だが、やむをえないか。
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