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悩ましい判定(前)

先日、人間ドックを受けたある男性の全大腸内視鏡検査の評価が<要治療>から<要経過観察>に結果説明直前で変更されていました。4年前に発見された5ミリ程度のポリープと比べて大きさに大差ないが形状が明らかに変わっていたために施行医はそろそろ切除術をした方がいいと判断し<要治療>にしたけれど、その後で画像を再評価する担当だった医者は4年間でこの程度しか変わってないのだから1年後の再検査で確認しても遅くはないと考えて判定を軽くしたのだろうことが伺い知れました。だから、そのまま受診者本人にそのように説明したのですが・・・とても不安そうな表情をされました。その気持ち、とてもよく分かります。一旦<要治療>にされたものなのです。そういう意見もある中で、「本当に1年後でいいの?」という思い。もちろん、健診の評価結果の如何にかかわらず、そこに所見はあるのですから、ポリープ切除術を積極的に行っている専門病院でセカンドオピニオン的相談をしてもいいと思いますので、そう話しました。それでもどこか合点がいかない様子。

「本当にそれでいいのですね?」と念を押されると、「たぶん・・・」としか答えられない自分がいます。それはもはや神のみぞ知る、の領域なのですから。自分や自分の身内なら「大丈夫です」と答えられるけれど、相手はお金を払って検査を受けた赤の他人。だから、厄介なのです。                    (つづく)

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