酒が強い?
「先生は、お酒が強いですね」と云われると、悪い気はしない。基本的に、褒めことばだと思います。でも、これは”大酒飲み”であることを認識されている(いつも人前で大酒を飲んでいる)から云われることばであって、常日頃から”適量の酒”を心がけているヒトには絶対云いませんから、本当は良いことではないことを肝に銘じておかないといけない、と最近思うようになりました。
基本、アルコール分解酵素であるアセトアルデヒドが多いヒトほど酔っ払い難く、酒の強さは体質が大きく関与します。「若いころに先輩に鍛えられたのでかなり強くなりました」と自慢するヒトがいますが、もともとアルコールに強くないヒトがムリにアルコール量を増やしてしまうと、食道がんになりやすくなるとか肝機能を傷めやすいとか云われています。
酒の席は楽しい場で、日頃のストレス発散にもなるから、そしておかげさまで父親譲りの体質だから、ガマンせずに勧められるだけ飲んでいますけれど、カラダが「ちときつい」と云い始める前に、ほどほどで自粛する訓練をした方が身のためだな、と思う今日この頃。「え、どうしたんですか? もうウーロン茶って?冗談は止めてくださいよ!」と、先日の新年会では、挨拶回りしてきた大トラの女性軍に一蹴されましたけれど、そこをぐっとこらえる訓練に励みましょう。でもなあ、「あ、先生はお酒を自粛されておられるんでしたね」とか云われて勧められなくなるのって、寂しくないですかねえ。
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