ハウツー物ばかり買ってしまう?
「『あなたはハウツー本ばかり読むのね』と妻にいわれて気付いた。たしかにぼくは小説を読まずに、『◯◯に成功する本』とか『人生をいかに生きるか』みたいな本ばかり読んでいる」と、むかし、同僚の先生が云っていたのをふと思い出しました。最近、わたしも小説を読まない。本そのものもあまり読まなくなったのだけれど、大好きだったハードボイルド小説とか医療サスペンスとかも買わなくなったなと思います。老眼になって読むのがつらくなったというのはあるのですが、でも、ハウツー本は買ってしまう。Facebookなどで紹介されているとすぐにAmazonでプチっとクリックして、そして数日後には手元に届くわけです。
わたしが興味を持って買ってしまうハウツー物はどちらかというと変わり者の著者の一風変わった論理のものが多く、「今までの常識とは違った切り口」とか「目からウロコの奇抜な発想」とかいうキャッチコピーに惹かれて買ってしまいます。ところが、買うけれど最後まで読まないことがこれまた多くなってきています。だって、ちっとも奇抜じゃないし、目からウロコどころかそんなことわたしゃむかしから実践しているし、みたいなものばかりで、数ページ読むともう飽きてしまうんです。困ったものです。何もかもが陳腐に見えて、先が読める。今度こそは、と思って買っては読みかけで止まることを繰り返しているうちに、我が家には読みかけの本ばかりであふれています。
もしかして、わたしが一番変わり者なのかしら?(笑)
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