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睡眠の常識(2)

一方で、保健指導リソースガイドで配信されたニュース『睡眠不足が3日続くと糖尿病や肥満に悪影響が 脳のメカニズムにも異変』~睡眠障害が脳のメカニズムに影響を与え、血糖コントロールの改善には睡眠の質を高めることが必須である、という情報もまた、今や常識です。ちゃんと研修しました。わたし。

この記事によると、睡眠不足が4日続くと遊離脂肪酸が深夜と早朝に上昇するそうです。つまり脂肪細胞の中の中性脂肪が大量に分解されて血中に放出されて長時間維持されたことになり、インスリン感受性が低下して糖尿病や肥満の元になると云いたいようです。また、その他の研究では一晩だけ睡眠不足になっただけで脳は「脂肪をもっと摂りたい」という欲求にまみれ始めるというのもありました。徹夜したあとは正常睡眠のあとと同じカロリーを摂っても、明らかに脂肪摂取量が多くなって炭水化物の摂取量が少なくなるのだそうです。脳が疲れたら炭水化物(糖分)を要求するのかと思ったらそうじゃないんですね。

睡眠の理屈は、まあ結局食事の理屈と同じで、あまり理屈をこね回すことなく、自分のカラダの中からの欲求に従うことが一番だということになり、今の世の中はその自分のカラダの中からの欲求が本物か偽物かの区別がつきにくいのが一番の問題なのだろうなと思う次第です。素直に、自分の感覚に従えるような自分の感性を磨きたいものだと思います。

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