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朝食

日本抗加齢医学会雑誌の『100歳まで生きるための本100選』のコーナーで、今回同志社大学の八木雅之先生が選んで解説していたのが、『時間栄養学が明らかにした「食べ方」の法則』(古谷彰子、柴田重信、ディスカヴァー21社)という本。

人間の時計遺伝子であるピリオド1(Per1)という物質が発見されて以降体内時計の研究が大きく進み、栄養学を体内時計の観点から論じたものを時間栄養学というらしいです。『体内時計』のお話は大好きなので、その記事に目が止まってしまったのですが、地球の自転周期と体内時計のズレを毎朝リセットさせる方法が光と食事。光は良いとして、栄養学のはなしですから自ずと話題は朝食になります。何しろ、「健康のために朝食は食うな!」という元東大の小山内博氏の持論を実行して健康的に生きているわたしには、耳が痛いことばかりなんです(笑)

米、小麦、トウモロコシなどの穀物デンプンはサツマイモやジャガイモなどのイモ系デンプンよりも体内時計をリセットさせる作用が大きい(食後血糖を上げやすい高GI食だからインスリンの分泌をより促すためらしい)。マグロやニシンの魚油は大豆よりも体内時計を動かす作用が大きく、即効性がある(魚油のω3脂肪酸が回腸の受容体を活性化させてインスリンの分泌を促す)。だから、結局理想の朝食がご飯、魚、味噌汁、納豆であると。それがダメならツナサンドと牛乳がいいぞ、と。食事量は朝食:夕食が3:1がいいぞ、と。う〜ん。「夜間に十分な絶食時間を設け、1日の食事バランスを考えた上で、朝と決めた時間帯にしっかり高GI食品や魚油を食べ、夕食の量を抑え目にして低GI食品を食べる計画を立てることが重要」って。どうですか、みなさんまったく逆の生き方してませんか?

 

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