空腹は楽しい?
「一日に一回くらい、『めちゃくちゃ腹が減ったなあ』と感じる瞬間があると、意外に楽しいよ。なんか『オレ、頑張ってるなあ』みたいな実感が湧いてきて。」
先日、友人とそんな話をしたときに、「君はよくそう云うけれど、自分はそんな心境にはなれない。やっぱり、腹が減るとイライラするし、早く腹を満たしたいという気持ちになる」と云われました。そうですよね、わたしの感覚の方が普通じゃないですよね。ただ、ここ数年、確かにわたし、腹が減ってもイライラしなくなりました。
考えてみると、わたしがそんな感覚になったのは、朝飯を食わなくなったころからです。というか、『朝飯はちゃんと食わないといけないもの。食わないとカラダに悪い』と思い込んでいたけれどそんなことはない、ということを知ったころからです。『栄養管理はこうでなければいけない』というココロの足かせが消えて、『腹が減れば食うし腹が減らなければ食わない』という自由なスタンスになってから、空腹時のイライラ感が減ったような気がします。もともと空腹時のイライラは、自分は食べる権利があるのに忙しくて食べられなかったとか、まだしなければならないことが山積みでうんざりするとか、あるいはカラダが疲れているのに自分だけ休めないとか、そんな不満のはけ口でしかないと思います。自分の趣味ややりたいことに熱中しているときは、腹が減ってもちっともイライラしませんから。だから、今のわたしは『ココロに余裕がある』ということなのでしょう。
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