抗加齢医学プレシンポ
第15回日本抗加齢医学会総会プレシンポジウム
「抗加齢医学の最新・最先端情報!」
を聴講してきました。福岡大学に行くのは実は生まれて初めてでした(たぶん)。階段式の大学臨床講義室の空気感を味わいながら、学生時代には座ったこともないような前の方の席で面白いお話を聞くことができましたが、クローズドの会でもないのにPRが下手すぎて、席がガラガラだったのが残念でした。
「アンチエイジング」とは、時計の針を少し戻してその進みを遅らせることであり、そうやって得られる健康寿命が人生に何の得をもたらすのかを見据えなければならない。「バランスのとれた食事と適度な運動」・・・当たり前のことだけど、つまらなければ長続きはしないから、楽しく頑張れる方法を考えて欲しい、と塩谷信幸先生。久留米大学の山岸昌一先生といえば、ここでも紹介したことのある『AGE』〜糖化ストレスを抑える方法。福岡大学の田中宏暁先生といえばスロージョギング。そして、柳瀬敏彦先生のお話では、アンチエイジングのためには成長ホルモンを刺激して分泌を促すことやDEHA-Sの分泌を促すことが大事・・・それらはもちろん商業ベースの商品や自己責任の並行輸入ホルモン剤でも補充できるが、食事や運動や睡眠といった基本的な生活療法の中にしっかり存在することを学びました。時間がなくて森下竜一先生のお話まで聴けませんでした。
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