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母の死に目

今年もこの日が来ました。わたしの大好きだった母の祥月命日です(自分のこのブログを読むたびに涙が溢れます)。

先日、『ALWAYS三丁目の夕日'64』を見ながら、ふと気づいたのです。わたしは父親の死に目に会えませんでしたが、考えてみたら母の死に目にも会っていません。母が亡くなった、という知らせを受けたのは大学の授業中だった気がします。ポリクリにしばらく出れないことを級友に伝えてから特急バスに乗って山越えして帰りました。それで何とか葬儀に間に合いました。その1週間ほど前に最後の付き添いをして病室に泊まったときに覚悟をして帰ったから、死に目に会えないのはしょうがないと突っ張って生きていました。だから、そのことを特別に思ったことは一度もありませんでした。

でも・・・どちらの親の死に際にもそばに居なかったことは、やはり親不孝なことなのだなと、この歳になってふと思った次第です。

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