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四つ葉のクローバー

「歩いていたらキラッと光るものが目に入って、それは必ず四つ葉のクローバーなのよ。むかしはすぐに見つけられたのに最近はあまり見つけられなくなったけど、これはわたしが歳を取ったからかな?それとも四つ葉のクローバー自体が減ったのかな」「四つ葉のクローバーは突然変異だから、踏みつぶした跡とかに多いのよね」

公園を散歩していると辺り一面にクローバー(シロツメグサ)が「今が旬!」とばかりに敷き詰められていますが、ここを歩きながら妻が蘊蓄を語ります。先日大量の四つ葉のクローバーを持って帰って押し草のしおりを作っていた彼女(わたしが旅行していたときにイヌの散歩しながらじっくり探し出した模様)が、「職場のスタッフに聞いたんだけどね、四つ葉のクローバーができやすい株というのがあって、その株を引き抜いて持って帰って家に植えたらそこから大量の四つ葉のクローバーが生えてくるんだって」と云います。そしてその翌日、前日に四つ葉のクローバーを大量に見つけ出した場所から本当に一本の株を持ってうれしそうに帰ってきました。

「それってさあ、意味あるの?」・・・わたしは聞いてみました。
「あるよ。だって、苦労して見つけ出さなくてもあたりが四つ葉のクローバーだらけになるんだよ、すばらしいと思わない?」
「いやいや、三つ葉のクローバーの中にたまに四つ葉があるから『幸せの・・・』なんだからさ、四つ葉だらけになったら何もありがたくないんじゃないの?」
「それを云ったら元も子もないでしょ。いいの、わたしは幸せな気持ちになるんだから」

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