適応力
職場に棟が増設されて、更衣室や駐車場なども併せて移動しました。こういうときに必ず出てくる不満は「不便になった」というもの。前回更衣室が移動したときも「動線が長すぎて改悪になった。こんなところで着替えなんかするもんか!」と怒りをぶちまけたスタッフが居りましたが、今回はどうなのでしょう。
不満といえば、コンピュータ制御されている現在の医療現場では、システムが換わったり新しいシステムが加えられたりする度に不満が出ます。「時間節約ができるようにこれを導入したはずなのに、こんな使いにくいシステムなんて不便なだけで意味がない!」・・・開発のために多くの人間が時間を割いて苦労して作り上げたものなのですが、一刀両断で切り捨てるヒトがいます。
こういうときに文句を云う云わないは別にして、いつまでも「こんなの不便だから使わない」「使い方が分からないから触る気はない」と嘯(うそぶ)く人間と、さっさとそのシステムに馴染んでいく人間とに明確に分かれます。どうせそれを使うしかないのですし、導入したと云うことは必ず使いこなせるはずなのですから、さっさと適応した者勝ちだと思うのですが・・・結局取り残されていくのは中堅以上や幹部クラスのアタマの固いヒトたちばかりなのです。「いや、若い連中も『これは使いづらい』って云ってたから」と反論する皆さん、最初のころにそう云っていた若い連中は、もうとっくに使いこなせるようになっていますけど、なにか?
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