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はじめに

皆さん方にまずお伝えしたいことは、

「健診に何を求めるのか、予防医療に何を求めるのか?」という命題に、
自分なりの答を準備しながらこの仕事に従事してほしいということです。

ヒトは、病気になるために生まれてきたわけではないけれど、
病気にならないために生まれてきたわけでもないのです。

将来したいことをするために、
今したいことをがまんするのは、本末転倒なはなし。

どうやったら検査値を良くできるかのアドバイスは簡単ですが、
どうやったら楽しい人生を送れるのか?をアドバイスするのは、
とてもむずかしいことです。

『食べ過ぎず、運動して、きちんと起きて、きちんと寝れば良い』

そんなことはわかっている。
もともと人間は、そうするように作られている。
でも、もともと人間は、そんなことしたくないと思うようにも作られている。
この大きな矛盾の中に人生があるからむずかしいのです。

自分だったら、これにどう介入できるか?
自分の存在価値をそこに見いだせるのか?

そのことを自問自答しながら、仕事をしてほしいと思います。

(平成27年度特定健診・特定保健指導担当初任者研修会の講義をするにあたって)

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心と体」カテゴリの記事

コメント

同感です。一医療人として、一人の人間として改めて考えさせていただきます。素敵な記事をありがとうございます!!
突然のコメントを失礼しました。

投稿: ロバです。 | 2015年6月 3日 (水) 03時17分

ロバです。さん

わざわざコメントをありがとうございます。
わたし自身、毎日自問自答しながらやっていますが、いまだに右往左往しています。

投稿: ジャイ | 2015年6月 3日 (水) 06時23分

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