しゃっくり
心室性期外収縮は代表的な不整脈です。突然死に直結することもありますが、概ね誰もが大なり小なり経験するポピュラーな不整脈。この心室性期外収縮の二段脈、三段脈というのは、二拍に一回、または三拍に一回の期外収縮が繰り返される状態です。一回割り込んできた期外収縮の波がただただ消えることなく周期的にまわっているだけのものですから、数の割に危険性は高くありません。
大部分の場合は本人も慣れていますし、症状もあまり感じてないと思われ、私たちも「まあ、しゃっくりが出ているようなもんだから」などと表現するわけですが・・・よく考えてみたら、しゃっくりは横隔膜のけいれん。胃の調子が悪いときに起きる現象なわけで、期外収縮も心臓の(あるいはカラダ全体の)調子の悪さを示していることになります。少なくとも交感神経の不調があるのだと考えて、たとえ単なるしゃっくりでも油断せず、きちんと整えてあげる必要はありましょう。
進行胃ガンで亡くなったわたしの母は、退職後いつもしゃっくりをしていました。
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