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日本人の真髄(後)

(つづき)

ただ、今、日本は明らかに変わろうとしています。日本人はホントは世界でいちばん素晴らしい国民なのだといことをもっと知るべきだと主張する竹田氏の意見とは裏腹に、最近の子どもたちは親や教師から「将来、世のため人のために役立つ人間になりなさい」とか云われて育ってきていないように思います。むしろグローバライゼイションの名の元に、国際的視野を持った人間になるためには欧米流の合理的な考え方を培うべきであって、島国根性の日本古来の考え方は野暮ったくてスマートではない、と教えられてきているのではあるまいか。国際的な考え方は欧米流の考え方から始まると思うのはあまりに浅はか。それを考えると、全く国家主義でも民族主義でもないわたしですら、日本人らしさは誇らしい美徳であり、絶対に無くしてはいけない財産だ!と主張せずにはおれなくなってくるから不思議です。

一方、竹田氏の話を聴きながら思い出したのは、最近小さな子を持つ若い世代でニュージーランドに移住する家族が増えている、という数ヶ月前に見たテレビ番組のことでした。『何のために生きるか?』・・・ニュージーランドの教育は日本とは違って各自のレベルやリズムに合わせた個別のカリキュラムを組めるシステムです。グローバルな生き方ができるように、世界基準の考え方ができるように、欧米の教育システムを模倣しようとするあまり、古来の教育論をないがしろにした上に何だか芯のない暗中模索のシステムになってきた感の日本の教育。その渦中で受験戦争と競争に翻弄されるのではなく、ゆっくりと自分のペースで自分のやりたいことをさせたいという親が増えてきているというのですが、それも考えてみればやはり自分のための生き方。決して、『世のため人のため』というものではありません。国が憲法解釈を曲げてでも強引に決めようとしている法案・・・こんなものが『世のため人のため』だとは全く思えません。やはり、日本人古来の生き方は、別格なのかもしれません。

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