ハッタリです。
「あ、なるほど!そういうことなんですね」とか、「先生の説明は分かりやすくてよく理解できました」とか云われて、内心喜んではいますが、実は最近徐々に怖くなってきています。だって、わたしがまことしやかに云っていること、基本的には根拠のないハッタリですから。いろいろな理屈を書いた難しい専門書や論文を読みながら、自分なりに勝手に解きほぐした理解なので、専門家が聞いたら「あんた一体何云ってんの?」と突き上げられかねません。専門家に「これ正しいか?」などといちいち裏なんか取っていませんから。
『何を食うか?ではなくて、いかに噛み倒すか?が大切』とか『理屈で食わずに、感謝を持って味わって食え!』とか『食べたくないものは食卓に並べるな!』とか、あるいは『早歩きとか考えなくていいけど、ゴロゴロはするな』とか、聞いている側としては具体的で分かりやすいかもしれないけど、根も葉もない嘘っぱちかもしれません。最初はわたし自身素晴らしい理論だと自画自賛してあちこちで偉そうに云い触らしていましたけど、「本当はどうだかわかんないや」と思い始めた時から迷いが生まれています。
理論なんてどうでもいいんです。わたしを信じて実行して、検査データも含めて人生が改善するならそれで万事OK。ただ、これで上手くいったからといってわたしの説明を受け売りしてあちこちに云いふらしてもらうと困る・・・だから、わたしに対する講演依頼を体良く断って、できるだけそっと社会からフェイドアウトしたいわたしです。
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