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整合性(前)

人間ドックの判定基準を考えるとき、他の施設と大きく異なるものをつくり出そうとすると、必ず反対意見が出てきます。『要精査』『要治療』の判定率が大きく変わってしまうとか、精査受診率が下がる懸念があるとか・・・つまりは他の施設の率と大きく掛け離れるとおかしいとか、これまでの年度別の比較ができないとか、そういう理由のようです。

どうして、そんなに統計的な数値が重要なのかよくわかりません。集団検診のような対策型健診は費用対効果の評価が必要だからマスで考えるのもやむを得ないとしても、それを人間ドックのような個別の健診と一緒くたにしては元も子もない。個別の各々の健康状態を評価するのに、世間の数値に惑わされる必要もないし、他と横並びになる必要もない。せいぜい、その人の前回の値と比べてどうなのかを評価すればいいだけのことではないのだろうか、と思います。

「他との整合性」という言葉が全く理解できません。そういう思いになるのは、やはりわたしが臨床医だからなのでしょうか。   (つづく)

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