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慣れるということ

難治性の皮膚湿疹、一応悩まされていますけど、まあ「長年生きているとこんなものですよ」と内心思っています。人間ドックを受けるヒトたちの中には、『異常なし』がちょっと『わずかに異常』に変わっただけでオロオロするヒトがたくさんいますけど、そんなに生まれたばかりのカラダのままでは居れませんよ。それこそ毎日大量の酸化ストレスや糖化ストレスや活性酸素に侵され続けているのですから。

先日、受診された80歳の女性は、「昨年末から動悸がして寝られない」という訴えで人間ドックを受けられました。「去年まではこんなことはなかったのに、一向に治らない」「あちこちの外来を受診してみたけれど埒が明かない」と。もちろん何も異常はありませんでした。「立っていても、寝ていてもずっと動悸がするから眠れない」のだと苦悶様の顔をして訴えました。諸般の検査で異常がなく、何をしても変わらない症状だということは、たぶん臨床的に問題になるような異常はないのでしょう。「ずっと悪化していないのだから『こんなもんだろ』と慣れてしまうしかないんでしょうね」と云ったら、「わかりました。この苦しさを諦めるしかないんですね」と云われました。

「いいえ。諦めるんじゃなくて慣れるだけです。何も悪いことがない以上、諦める必要なんかありません。せっかくの人生、諦めていたらもったいないです」・・・『諦める』と『慣れる』とは、全然違います。タメ息なんかついたら、マジもったいないです。

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