危機管理の在り方
昨日走り去った台風15号は、凄かったです。「すごかった」とか「もうれつな」とかいう日本語が用をなさないほどの凄さ。
嵐の中でギャーギャーいって騒いでいる若者が居るし、嵐の中でわざわざ川や海に出て行く年寄りも居る。ただ、それとほとんど同じことをしているのが各テレビ局の若手アナウンサー。昨夕のテレビニュースを観ながら「バカだ」と思った。何が飛んでくるかも分からないし自分が飛ばされるかもしれない街中でマイクを持って立っていることではなく、それを見ながら「危ないよ」と云っているカメラマンでもなく、こんなことを指示する上司である。テレビ局そのものである。いつも思うが、今回は特に命に係わることも察知できないのか。みんなバカ者である。それを見てきちんと声を上げないわたしらもバカ者である。
昨日は結局1時間半遅れで出勤しました。自宅が地鳴りしながら揺れている朝7時に家を出るなんて到底ムリ。さっさと出勤を諦めましたが、職場に電話したらすでに若いお嬢さんが出勤してました。うちの家の近くに住む若手スタッフも定刻に出勤したらしく「私が来れたのに?」と云っていたそうです。「偉いね」と云っておきましたけど、あんな暴風雨の真っただ中で出勤させること自体、『無謀』以外の何物でもないと思う。私のように中途半端にいい加減で年季の入ったオヤジは平気で遅刻しますけど、若手職員は万難を排して出勤する。「自分の判断で。まずは自己の安全確保」・・・JCIの決まりはそうなっているから、あくまでも自己判断。事故がなかったから良かったけど、何かあったって「自己責任」なんだぞ! 組織が「来るな!」と云ってやらないと、マジメな若手が犠牲者になるぞ!と思いました。
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