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座るより、立つ

1日2時間、座るより「立つ」と健康に好影響

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たとえ定期的に運動をしている人でも、座って過ごす時間が長いと心血管系に悪影響をおよぼすことが、オーストラリアの研究者らにより報告された。座る時間が長いと血糖値や脂質値が上昇し、体重増加、心疾患の発症につながるが、1日2時間、座位から立位に替えることで、これらの指標が改善し、ウエスト周囲長も低減するという。
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Care Netに配信された「European Heart Journal」オンライン版に7月30日掲載のこの報告、別に取り上げるほどの内容でもない、当たり前のことなんじゃないの?とわたしなんか思ってしまいますけど、運動欲のない人間のサガとしては、「この程度で良くなるデータなら頑張ろうか」という不謹慎な(?)動機づけにはなるのでしょう。

「1日2時間を座位から立位に替えると、空腹時血糖値が2%、トリグリセライドが11%それぞれ有意に低下し、立っている時間が長いほどHDL-C増加とLDL-C低下に関連」「1日2時間を座位からウォーキングやランニングに替えることで、BMIが11%低下し、ウエスト周囲長が7.5cm減少する。ウォーキングに替えた場合には、さらに食後2時間血糖値の11%低下、トリグリセライド値の14%低下に関連」というデータは、たしかに魅力的でしょう。

でも、やってみれば分かりますけど、「1日2時間」はかなりの時間です。「太る一方だから歩かなければ」と云って妻はわたしのワンの散歩にスマホいじりながら付いてきますけど、へとへとになりながら歩く時間がせいぜい60~70分です。ウォーキングなら1日2時間で1万歩強。ゴルフのハーフラウンド分。「立っている」だけもそれなりに辛い。主婦が家事するのならともかく、デスクワークの人が立ってパソコンいじるわけにもいきません。わたしは、講演の時には椅子があっても座りませんし、ヒトと世間話するときにも立ち話するのが習慣ですが、それでもさて、ワンの散歩しなければ「1日2時間」はクリアできてない気がします。まあ、それでも、少しでも意識して立って生活しましょう、みなさん。

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