食わないということ
わたしが朝ごはんを食べないことについて、職場のスタッフも友人もよく心配してくれます。「カラダに悪いですよ。少しでも朝は食べたほうがいいですよ。食べるべきですよ」・・・いろいろ説得されます。
いいじゃないですか、わたしは食べない方が調子がいい。それが今のわたし自身と会話した結論なのです。「なぜ?」と聞かれるから(理由がないなら容赦しないぞ、と云わんばかりの勢いだから)、活動前にメシを食うと胃に血流が取られるからだとか、空腹状態を作ることで初めて体内代謝が賦活するのだとか、聞いてきた御託を並べていますが、正直、理屈なんてどうでもいいんです。むかし、朝は食べなければ絶対カラダに悪いと思い込んでいて前述の理論に会って試してみたらとても調子がよくなった。しばらく続けた後で何となく朝を摂り始めたらまた体調がおかしくなって、再びやめたらスッキリした。ただそれだけのことです。
わたしは自分の体験を他人に押し付ける気は毛頭ありませんので、自分が食わないことは受診者さんにも平気で話しますが、勧めたことは一度もありません。少なくとも毎年の健診で妙な異常値が生じてきているわけではありませんし、いつもより腹が減っているなとか今日は炎天下でゴルフ予定だとかいうときには普通に朝食を食べていますし、そんな強いこだわりはありません。ただ、可能な限りは昼前に心地よい空腹感に浸っていられる自分の感性を楽しんでいたいから、普通に仕事をする日には極力食わないでいます。
理屈なんかクソ食らえ!大事なことは試行錯誤と経験値。普遍性や法則など各々の人生には何の価値もなく、各々のカラダが求めるものは各々に違うから、自分自身と素直に対話できるようになるのが大事なのだと思っています。これがわたしの現時点での最優先の人生哲学です。
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