人事異動
職場では、秋の人事異動が行われます。年度始めの派手な大量異動と違い、こっそりと粛々と行われます。そしてこの時期の異動の対象者は必要に迫られた異動なのでとても重要です。
基本的に、異動で『もらいたい人材』は『手放したくない人材』です。突然の異動命令で、これからやろうと思っていたことを頓挫せざるを得ない不満にさらされているスタッフも少なくないでしょう。「どうして、今、私なの?」と。「君のこれからのキャリアのために」と云われたとしても「私は結局この組織には必要ないということか?」と悩む。でも、この時期に白羽の矢が立つ人は、選ばれしヒト。持っていかれる部署は、「どうして、今、彼を持っていく?」と途方にくれ、来てくれた部署は、諸手を挙げて喜ぶ。年度途中で仕事を変わらせられることはストレスかもしれませんが、『頼まれごとは試されごと』と思って自信を持ってがんばってください。
誰かが替われば入れ替わりにもう一人誰かが替わらなければなりません。それは必ずしも嘱望されたもの同士の交代だとは限りません。『いらない人材』は『もらいたくない人材』・・・こんなことばは使いたくはないけれど、世の中にはそんな立場のヒトも居るかもしれません。自分に白羽の矢が立ったとき、自分はどっちなのだろう? そんなことをどうしても考えてしまいます。
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