ブタクサ
ブタクサは花粉症の原因としてスギ、ヒノキに次ぐ患者数だそうで、アレルギーの検査をすると必ず出てくる名前ですが、さてさて、皆さん、道を歩いていて、「あ、ブタクサだ」と気づくことってありますか? というか、それ以前に、ブタクサってどんな植物か知っていますか?
先日、家の近くの江津湖畔の遊歩道を散歩していたときに妻が突然くしゃみをし始めて、「これはブタクサかもしれない」と云うので、「どれがブタクサ?」と聞いてみたときに「多分これかな」と小さな植物を指差しましたが・・・その場でスマホを取り出して検索し始めた(こういうところが植物博士の所以だろう)彼女、Wikipediaに掲載された写真を見て「全然違った!」と大笑い。
「これがブタクサかぁ。昔からよく見かけるありふれた雑草だけど、子どものころはこのクサの上で転げ回って遊んでたなあ・・・あれが悪かったのかな?」
そのままワンの散歩そっちのけで薄暗い中でブタクサ探しを始めました。湖畔や道路の脇や放ったらかしの空き地やあるいは田んぼのあぜ道にまで行ってみたけれど、結局見つけられませんでした。よく考えたら、最近はどこも道路整備や宅地造成が進んでいて田園風景のあぜ道ですらきちんと雑草管理されていて、ブタクサが風に乗って飛来する機会はかなり減っていると思われます。「これだけ探して見つからないのもショックだけれど、我が家の庭にあったらもっとショックだよね」・・・と探索を諦めた妻が笑いました。幸い、我が家の庭にもブタクサはありませんでした。
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