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筋肉疲労

「わたしは寝たきりになりたくないから筋トレを欠かさないようにしています」

ご高齢のみなさんの中には、そう云って定期的にスポーツジムに通っている方々が少なくありません。アンチエイジングの基本は筋肉から。大変素晴らしいことです。

ただ、意外な落とし穴があることを忘れてはなりません。やり過ぎは返って逆効果であるということです。筋トレの基本は『過負荷の理論』ですから、軽めの運動の継続が有効な有酸素運動と違って、ちょっとだけ無理をさせることが必要。過負荷によって壊れた筋繊維が修復するときに筋肉が太くなるわけだから。でも、やり過ぎると筋肉の回復ができず傷んだままの筋肉繊維は発達するどころか壊れていく一方になります。筋肉が壊れれば他の機能もそれに合わせてレベルダウンするのもアンチエイジングの原則。こうなっては元も子もありません。

使わなければ退化するが使いすぎると壊れていく。ここの加減はとても微妙です。年齢が上がれば上がるほど個人差が大きくて微妙に難しく、テレビでやっていた指示通りにしたら良いというものでもありません。みんながみんなプロの指導者さんの指導は受けられないでしょうが、筋肉やカラダ全体の疲れが何日もたまっていくときはきっとやりすぎですから自粛する勇気をお持ちください。

『がんばればがんばるほど筋肉は鍛えられる』という思い込みはナンセンスです。

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