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量よりも質

人間の最大の欲求である『食欲』に対して、幾多の葛藤と誘惑に襲われる庶民を古来から理論と脅しで制御してきました。個人的に、食べるのは好きだけれど食べることにこだわりのないわたしは、あまり栄養学の理論は好きではありません。人間に限らず生物は自分の欲するままに食っていれば健康であるはずのものだったのに、無意味な屁理屈が上から目線でカラダをいじくり始めたころから、体内に持っていた『制御のカラクリ』を壊してしまったのだと思います。食べ始めたら止められなくなる物質を食べものに隠し込んだり、腹一杯になったら食べたくなくなるホルモン制御を壊していつまでも欲望を絶やさせなくしたり・・・産業革命という人類滅亡への悪魔の介入があったから、無理矢理に修復させるための学問が生まれたのだと思います。

ずっと目の敵にされてきた脂質も糖質も、最近は「なくてはならないもの」という論調に代わってきました。基本的に、他の動物にあって人間にないのは、”節度”。これがいいと云われたら極端にそっちに走るし、それが間違いだと云われたら突然止める。困ったものです。「あれがいい、これが悪い」のマスコミ報道にあまり右往左往せず、かといって無意味に天の邪鬼にならず、自然体の生き方ができるようになれると良いですがね。

ということで、本題を忘れそうになりました。脂質についての記事が配信されましたのでご紹介します。何も新しいことは書かれていません。ただただ、「質の良い脂肪と悪い脂肪があって、前者の脂肪はとても大事だ」というはなしです。

低脂肪食は健康的ではない 重要なのは「脂質の質」

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