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食事に関するエビデンス

人間の最大の欲求である食欲に対してモーションをかけなければならない食事療法と食事指導。これに無頓着では必ずカラダを壊す時代になって、指導する側もされる側も大変です。だからエビデンスが必要なのでしょうか。理屈がどうであれ、実際に効果がないことはしたくないし、するだけ無駄なことはしない、という現代人の皆さまに、ケアネット様が厳選したエビデンス5題を紹介してくれましたので転記します。

「朝食多め・夕食軽く」が糖尿病患者に有益
イスラエル・テルアビブ大学でインクレチンとインスリンの増加によって食後高血糖を抑えるかどうかを無作為クロスオーバー試験で検討した結果、総エネルギーが同じなら朝食で高エネルギーを摂取する方が、夕食で取るよりも1日の総食後高血糖が有意に低下することが認められたそうです。

血液透析患者は「肉・魚・野菜」のバランスが大事
九州大学の久山町研究対象者を用いたコホート研究です。肉・魚・野菜のバランスが悪い食事(肉・魚に比べて野菜の摂取量がかなり多い)を取っている血液透析患者は予後が悪いらしいです。

地中海食と認知機能の関連をRCTで検討
スペインの研究で、オリーブオイルやナッツを加えた地中海食が認知機能の改善に関連していたことを証明したそうです。

魚をよく食べるほど、うつ病予防に
日本医科大学多摩永山病院の吉川 栄省氏らが、魚の摂取がうつ病に対するレジリエンスと関連している可能性があることを明らかにしたそうです。レジリエンスというのは「逆境に直面してストレスに対処する能力」だそうで、これを高めることがうつ病の予防に重要なのだとか。魚を食うと、ココロが強くなる、ということかしら。

健康的な食事はCOPDリスクも減らす
フランス・国立保健医学研究所のRaphaelle Varraso氏らが、米国人男女対象の前向きコホート研究を行い、全粒穀物、多価不飽和脂肪酸(PUFA)、ナッツ、長鎖オメガ3脂肪酸の摂取量が高く、赤身/加工肉、精製粉、甘味料入飲料の摂取量が低い食事を反映した健康食を取る方がCOPDになりにくいのだそうな。

くどいようですが、真新しい内容なんて何もないです。さもありなん、という結果です。エビデンスですから。

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