医療ネタ
「先生、最近の医療の話で何かいいのはないかな?」
クリニックの訪問看護に携わっている旧知の友人が、突然そんなことを云いました。なんでも、定期的に発行している患者さん向けの機関紙のメイン記事を任されたのだそうです。「先生の得意な予防の世界の最近のトピックスとかで、何か一般市民が食いつきそうなやつないですか?」
そんなもの、急に云われたって浮かばないわ。第一、面倒くさいから連休までにちゃっちゃと仕上げてすっきりした気分で遊びたいのよね感がヒシヒシと伝わってきとる。「んなもん、自分で考えろ」と云ってやりました。急に頼まれた仕事じゃなし、日ごろからそういう目で医療ネタに注意していたら、題材はいくらでも転がってますよ。
たしかに、急に振られてさっと詳しい内容まで解説できるヒトっていますよね。医者の中にも、事細かいデータが「何年の何という雑誌に出てました」とか云ってのけるヒトがいますが、「すげえなあこのヒト」って尊敬します。もっとも、冷静に考えてみたらこれはプロ野球好きが日本の全球団の成績を解説したり、鉄道マニアが日本の鉄道のありとあらゆることを知っているのと同じだから、わたしにだってこんな医者に負けないくらいの知識と記憶力はありますよ、医療ネタでなくてもいいのであれば(笑)
はなしが逸れましたが、もしも彼女がこれからも定期的に原稿書きをしなければならないのであれば、是非、日ごろから記事を書くことに興味を持って、そして何よりも文章を書くことを好きになってもらいたいと思います。わたしも偉そうなことは云えませんが、自分の伝えたいことを文章にうまく表現するためには、ことあるごとに思いついたことを書く習慣を持つこと。スポーツの練習やピアノの練習と同じですね。
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