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加工肉(続)

昨日、ここに書いたばかりの『加工肉』の発がん性の話題、休日明けの職場の大量メールを開けていたら、Medical Tribuneから続報(というか解説)が出ていました。

加工肉は「ヒトへの発がん性がある(グループ1)」で、大腸がんと関連を示す十分なエビデンスに加えて胃がんとの正の相関が確認されたという。赤肉(未加工の哺乳類の筋肉からなる肉)は「ヒトへの発がん性がおそらくある(グループ2A)」で、大腸がんの正の相関だけでなく膵がんや前立腺がんとの正の相関も確認されている、と書かれていて一層ココロをしょげかえらせます。さらに、「加工肉」とは燻製や塩漬けにされた製品としてのハムやソーセージだけではなく、一般家庭でのフライパンやグリルを用いた通常の高温調理でも発がん性物質が大量に産生されると書かれてしまうと、もはやお手上げの感。

で、日本人の場合はどうなのか。本文をそのままコピペすると、「10月29日,国立がん研究センターはIARCの発表を受け,2011年の多目的コホート(JPHC)研究における「赤肉・加工肉摂取量と大腸がん罹患リスク」を再掲。肉類全体の摂取量が多い(約100g/日以上)男性と赤肉の摂取量が多い(約80g/日以上)女性で結腸がんリスクの上昇が認められたなどの結果を紹介している。その上で「大腸がんの発生に関して,日本人の平均的な摂取の範囲であれば赤肉や加工肉がリスクに与える影響は無いか,あっても小さいと言える」との見解を示している」と、少し安堵させる内容を示してはいます。

WHOに寄せられた質問のうち、「肉を食べるのを止めるべきか?」「鶏肉と魚だけ食べればいいの?」「ベジタリアンになるべき?」というのはまだ分かるが、じゃあ「生肉のほうが安全?」というレベルは、半ば皮肉満載のグチなのでしょうね。

これだけ騒いだ発がん性騒動、これまでの多くのリスクと同様、日々の生活の中ですぐに忘れ去られてしまうのでしょうけれど・・・。

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