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主治医選び

「受診して治療しなければならないとは思っているのだけれど、仕事が忙しくてなかなか受診ができない」と言い訳される受診者に、保健師さんも医者も優しく提言します。「大きな病院や専門医である必要はありません。週末に開いているクリニックや夜遅くまで開けている診療所はたくさんありますから、できるだけ早くにかかりつけ医(ホームドクター)を作りましょう!」と。

むかし、循環器内科医だったころ、同僚の先生が、「外来受診のために仕事を休むことすらできないような性格だから心筋梗塞になるんだ!」とよく云っていたのを思い出します。

でもね〜。わたしはどうかと考えてみると、今のように自分の働く病院でクスリを出してもらうよりも近くのクリニックに土曜日とかに行った方が何かと相談できて良いだろうと思うわけですし、たくさんある大腸ポリープも有給休暇1日とって近くのクリニックで切除してもらったら気が楽だろう思うのですが、いまだに受診してません。だって、休みの日はゆっくり休みたいのだもの。土曜日は遊びに行きたいのだもの。せっかく仕事から解放された週末や有給休暇の日なのに、そんな大事な休みを外来受診で潰すなんて、もったいないのだもの。

ということで、理想論は説明しはしますが、わたしの話は今ひとつ説得力のない話になってしまいます。

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