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変える勇気

毎年この時期は、うちの職場の実績集作りを職場全体で行う時期で、膨大なデータバンクの中から決まった年の実績データを抽出して解析しているスタッフの姿がたくさん見られます。いつもご苦労さんだなあと思いながらも、最終チェック役のわたしは チェックを甘くすることはありません。以前ここでグチったように、実績の集計は数字が一箇所間違っただけでその本1冊すべてが信用できない捏造データ集になるわけです。だから辻褄の合わない数値が一つでもあったら集計のすべてをやり直さないといけません。

今回も、結局何度も書き直していただきましたが、今回直面したのは数値の間違いだけではありませんでした。文章の文法が曖昧で意味がよくわからないものがあるとか、この表の集計の仕方では実際の意味と食い違ってしまうとか、そんな内容。すると、担当者の若いスタッフが苦笑いしながら云うんです。「いえいえ、この文章(あるいは表の集計)は去年までのとまったく同じなので、問題ないはずです」と。いままでずっとこれで来たのだから、少なくとも去年はこのやり方で合格をもらったのだから、今までと同じ方針なのだから、そこを突かれても困る、と云うわけです。去年その合格を出したのはわたし。「お前が良いっていったやり方に従ったのに、なんで今年は貧乏くじ引かされるの?」と、口には出さないが顔には明らかに不満げな表情が見て取れます。

だって、しょうがないじゃない。今年初めてそれがおかしいということに気づいたのだから。今まで上手くいったから何も考えずに今までのやり方を踏襲しておけば安泰かというとそうではない。それは、社会のいろいろを見れば容易に理解できます。今までやってきたことがなんかおかしいと思うから、あるいは今までのよりもこっちの方がわかりやすいのではないかと思ったから、今年はこういう風に変えてみたんですけど、どうでしょう?と提案してくれる(暗に去年までのわたしの評価に苦言を呈する)くらいの意気込みで作業をしてくれたらうれしいんだけどなあ。相手がわたしだから無理というなら、担当を変わってあげてもいいけどなあ。他の先生なら、わざわざ電卓を取り出して表の中の数値を検算して間違いを指摘するようなイケズなことはしないと思うし。

 

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