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テストステロン(後)

(つづき)

●テストステロンが低くなると早死にする(げ!)・・・内臓脂肪を増やしメタボを誘発し、動脈硬化を進め、糖尿病、高血圧、脳心血管病になるだけでなく、がんやうつ病までもかかりやすくなる。
●口が乾きやすい人(ドライマウス)はテストステロンが低く、排尿障害も多い(あ、ここ1年くらい急に口が乾きやすく感じてきたのは、このせいか!)
●老化プログラムであるテロミアの短縮を引き起こす酸化ストレス[活性酸素]の増加にテストステロンの低下が関与=テストステロンはテロミア修復の酵素であるテロメレース活性を亢進させる。だから、『朝立ち(勃起)』しなくなると活性酸素が多いことになる(あ、なるほど)。EDは男性の健康のバロメーターであり、例えばバイアグラを少量飲み続けておくと酸化ストレスが減少することもわかっている(!)。

身に覚えのあることばかりが並べられてしっかり凹ませられた以上、ではどうしたらテストステロン=男の健康は取り戻せるのよ? バイアグラしかないの?ということになりますね、やっぱり。

生活習慣を改善させてメタボを脱したら回復する、って先生はいうけど・・・絶対それだけではないと思う。堀江先生が書き並べたテストステロンを高める方法を列挙。
・カロリー制限(肉を食べる人と徹底して野菜だけ食べる人を比べると、野菜だけの方がテストステロンが多いらしい)と有酸素運動で長寿遺伝子(サーチュイン)のスイッチが入るのは自明。テストステロンはこのサーチュイン活性を高める。
・硫黄の温泉(硫化水素にバイアグラ同じ作用がある)~子宝の湯、ですね。
・運動~ただし、運動はやりすぎるとテストステロンが減る。種類は何でもいいがマラソンなどで著しく低下する。月に200kmを超えると危険。一日1万歩でも月に100kmになるので、やりすぎには要注意!
・睡眠
・赤色~赤はテストステロンを分泌させるきっかけになる。サッカーのユニは赤が良い。誰だ、青を選んだヤツは(泣)
・亜鉛
・高たんぱく質ダイエットとニンニク(ニンニクだけ食べてもダメ)
・行動変容~ワクワクすること、仲間と楽しい競争すること、他者に「与える」行為(家族にバーベキューで肉を焼いてあげる、仕事で部下に仕事を与えてあげる、寄付をするなど)

もう、お腹いっぱい。

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