熱意の継承
『仕事に対する自分の熱意が如何に強くても、その熱意は後進に伝えて引き継いでいかせなければ意味がない。そうすることは、組織の上に立ち、いずれ辞めていく者の使命である。』
先日辞められた方の挨拶でもその言葉が出ていましたし、以前某幹部からも切々と説教されたことがあります。でも、申し訳ないですが、未だにわたしにはそんな気が湧いてきません。それほど上に立っていないということもありますが、自分の熱意は自分の思い入れ(思い込み)なのだから、人知れず自分の思いの段階で終わってもなんの悔いもない。自分の想いを若い連中に熱く語るのは気恥ずかしいし、自分が去った後に自分のやり方を継承してもらいたいとはちっとも思いません。まあ彼らに自分の生き方を見せて、いいなと思ったら真似てもっと大きく育ててくれればいいし、つまらんと思ったり興味が湧かなければ無視されても構わない。わたしはわたしなりにわたしの人生の中で満足して終われればそれで十分だ、と思うております。
そういう点では、わたしに部下がいなくて本当に良かった、と思います。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 得体の知れない不安感(2025.02.10)
- 器械はウソをつく(2025.02.06)
- 乗っ取られました。(2025.02.05)
- 寿メッセージ(2025.02.04)
- 医学書(2025.02.03)
コメント