歩数と記憶力
<ウォーキングの歩数が多いと記憶力が向上 運動が認知能力の低下を防ぐ>
運動すると認知機能の低下を予防できる、ということはもはや多くの人が知る常識になってきました。配信されてきたボストン大学医学部の研究チームの報告は、18~31歳の若者29人と、55~82歳の中年・高齢者31人を対象として腕時計型の活動量計計測と認知能力テストの結果を比較したものです。その結果、中年・高齢では、1日の歩数が多いほど記憶力のパフォーマンスが高かったそうです。
「運動の強度や頻度、時間、運動の種類や組合せで脳にもたらす影響は変わるので認知能力を向上させるためにどの運動がもっとも効果的なのかが分かれば個別化した最適な運動プログラムを提供できるでしょう」という主旨のコメントが載っていましたが・・・。このコメントを読みながら、結局は『存在しない”運動欲”を最低限奮い立たせて、呆けないように頑張りましょう』という考え方を目標にしているのだな、と思ったら寂しくなりました。『人間、動かなくて済むなら絶対に動かない』という本質をいじる方法はないものでしょうか。
で、あれです。今、毎日の活動量を競っている自分だからこそ気になるのかもしれませんが、先日ここで書いたテストステロンのお話・・・「運動しすぎるとテストステロンが減る。マラソンなどで著しく低下する。月に200kmを超えると危険。一日1万歩でも月に100kmになる」というわけで・・・運動すればするほどいいとは云えないってことをこの間教わったばかりなのですけど、そこのところはどう収めましょうか。
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