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量と満足

『量が多くないと満足できない』というこの戯言(たわごと)をなんとかできないものでしょうか。いつの間にか蔓延ってしまってほとんど日本人の常識であるかのようなセリフですが、戯言も戯言。何も食わなくても何も困らないタフなカラダの持ち主ほど「食わんと生きていけない」とかほざく。

石ころを口の中に投げ込むようにして胃袋をパンパンにするのが『満腹』で、そこに達する前に止めるのは『我慢』で、だから食べられる量が多ければ多いほど満足感を増すのは当たり前だろ!というのは、単なる錯覚。コトバの使い方も間違っている。某宗教に洗脳されてしまって、外からのまっとうな人間の忠告など聞く耳持たないヒトたちと同じ。

なんでこうなったのだろう?と考えてみる。戦後までの飢餓の歴史によって『食べられること』が幸せ、たくさん食べられるヒトが成功、食べられないと恥、と考えられた時代。その後、バブルの飽食時代を経てダイエットの概念が始まる。我慢することが美徳であり、食事制限は苦しむことであると誰もが信じてしまったのが、最大の失態。

大好きなものだけをしっかりとしみじみと食い倒す喜びは、ムダに多くちゃ味わえないんだぜ。

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