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『ちょっと今から仕事やめてくる』

話題のこの本をfacebook仲間から紹介されてついamazonでポチ。最近よくあるわたしの本の買い方です。買って最初だけ齧ってそのまま放ったらかすことの多い中で、あまりにサクサク読めるので、先日の出張で行きの新幹線の中で読み上げてしまいました。まあ、途中から涙もろいわたしの涙腺がボロボロになりましたので、できたら公衆の面前では読まないことをお勧めします。

ちょっと今から仕事やめてくる』(北川恵海著、メディアワークス文庫)

ちょっと「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(岩崎夏海)に似た乗りでもありましたが、中身は仕事に疲れてウツから自殺を考えるはなし。多くの若いサラリーマンさんが共感するであろうはなし。特別に複雑な内容ではなく、優しい空気だけに包まれながら、粗削りで平易な表現ばかりだけれど、全体的に波乱のないはなしなのですんなり入ってきます。それでもどうしてこの本が話題なのかといえば、これは一般向けの読み物(小説)ではなく、それを必要とするヒトにとっての救いの書だからではないかと思いました。まあ、最後の〆は、きっとドラマ化かなんかを想定しているのでしょうけれど、突飛すぎて現実にはありえません。でも、それはそれでいいんじゃないんでしょうか。

読みながら、就職してすぐの研修中に仕事を辞めた甥っ子のことを思い出しました。まだ研修中の電話当番だけで「自分に合わない」と辞めてしまうのはもったいなかろうとか思いましたが、今は次の人生をきちんと生きています。それはそれで良い選択だったなと思います。

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