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理屈は現実を凌駕できず

冬の長期休暇を経て、突然わたしの体重が1.5キロも増えました。活動量が日頃の仕事中よりはるかに多く、朝も早くから起きて動き回る日々。仕事には行かなかったけれど代わりに朝から洗濯物を干したりワンの散歩をしたり掃除をしたり、座ることなく立派な主夫をやりましたのに。もちろん夜更かしすることもなく。最初は何かの間違いだと思い、すぐに戻るさと思っていたけれど、錯覚ではないことを自覚。それは、旅先のホテルの洗面所で自分の裸体を確認したからです。一週間前に東京の出張先のホテルで見たときには若者と見紛うほどの薄いお腹だったのに大分のホテルで見たときにはプヨんプヨんに逆戻りしてました。一応その時には『貧相な身体が逞しいカラダに替わったのかな』と云ってきかせたけれど、違うことは一目瞭然。

仕事に出て、体重変化のことを話すと皆さんがいろいろ云ってくれます。「それだけ動いていれば必ず減りますよ」「それはやっぱり飲み食いが多かったのですよ」「いよいよ筋肉が付き始めたってことじゃないですか」「消費量が増えすぎたからカラダの戻す力が強くなったんでしょうね」・・・でも、きっとどれも違います。というか、ちょっとした変化にいちいち理屈を並べる意味はないことを思い知りました。生き物のカラダは、何でも説明可能な理屈で制御されているとは限りません。現実は現実。陳腐な理屈などとは無関係に、私のカラダの何らかの制御機構がパニクって右往左往しているのだろうことは想像できますが、如何ともしがたい。

ちなみに、仕事復帰後2日目に減少に転じた体重は週明けに再び一気に上昇し一昨日から徐々に下がり始めました。やっぱり仕事をしていないときに何かが変わっているのだな。仕事のストレスや緊張のせいかな。あ、いやいや、理屈は考えないことにしたんだった。昨日の今日ですけど、わたしの場合、きっと10000歩前後の時にやせて15000歩以上の時に太る。これ、ホント!

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