失ったメモ
ショックなことが起きました。
今回は早朝からの学会出張に際して、飛行機内で本を読んでいました。最近は目が疲れるので飛行機内ではあまり文字を読まないのですが、睡眠の質が良くなったおかげか、妙に本を読みたくなったのです。読んだのは橋爪あき氏の著書『人生の3割をしめる睡眠が、残り7割の運命を決める』(牧野出版)。
本の内容に興味がある方は買って読んでいただくとして、実は読んでいる途中から頭の中にどんどんコトバの波が湧いてきました。今度どこかで講演に使うか書き記したい内容だったので、その湧いてくる表現をそのまま慌ててメモしました。いつも使うiPadは家に置いてきましたしiPhoneは電源を切っていましたので、本の中に挟まっていた短冊の裏にボールペンで走り書きしました。小さな紙切れなので小さな文字で赤と青を駆使して重ね書きしたりして・・・昔はいつもそうやっていました(これを後ほどパソコンに起こし直すのです)。
当日の夜は旧知の友人と酒を飲みましたので、翌日になって学会場で思い出して、メモを早い時期にまとめ直そうと本を取り出しました。たしか、栞代わりに本に挟んでおいたはずだから。ところが、ない。あれ?カバンの中に落ちているかもしれないと探し回ったけれど、ない。よくよく考えてみるとメモをまとめやすいように本から引き抜いてわかりやすい場所に仕舞った気がする。だからスーツやコートの多数のポケットの中や財布の中やまで学会場で独り大騒ぎしてみましたが、見つかりません。どこに置いたんだろう、あのメモ。わたしは掃除屋だから要らないと思ったらすぐ捨ててしまうからなあ。
ものすごく良い内容を思いついていた(はず)だけどなあ。なくなったものはしょうがないけれど、自分で思いついたことなのだから思い出してもう一度書いたらいいって? いやあ、まったく内容を思い出せないのです。何について書いたのかすら思い出せません。思い出せないのならその程度の内容だったんじゃないのって? そんなことないと思うんだけどなあ。
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