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心臓の肥満症

中性脂肪蓄積心筋血管症

先日、心臓核医学領域の歴史ある研究会「ニュータウンカンファレンス」が神戸で開催されました。その中で、トピックスとして大阪大学の平野賢一先生が講演された『心臓の肥満症!中性脂肪蓄積心筋血管症の発見』はとても興味深いものでした。

これは、心筋の細胞と血管平滑筋細胞に選択的に中性脂肪が蓄積する病気で、普通の動脈硬化の様な血管壁のプラーク形成とは全く様相が違います。その結果、重症心不全、心筋症、狭心症などを引き起こす危険性がありますが、血清の中性脂肪値が必ずしも高くないし、体重や肥満度とも相関しません。知らなければ見逃されてしまう病気です。

詳しい病態はホームページを参照していただくとして、新しい概念の難病であり、循環器領域だけでなく健診業務をしていても遭遇する可能性のある病気ですから、存在を知っておくだけでも価値があるなと思いながらレクチャーを拝聴しました。

 

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