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わたしは隠れ炭水化物信者

先日は糖質制限ダイエットで有名な作家が突然死して話題になりましたが、基本的にほどほどの低炭水化物ダイエットは健康に有利に働くというのは正解だと思います。もっとも、これに関わるわたしの持論は、「糖質も減らすのだからたんぱく質も脂肪もみんな一緒に減らせ!」です。

ですが、実はわたしの実体験から申しますと、『炭水化物しか食わないのが一番やせる』だと信じて止みません。「えー、それはおかしいでしょ?だって、炭水化物は一番エネルギーを蓄えるんでしょ」と反論する健診スタッフさん方に一々説明してあげる気はありません。そんな、モノ食ってゴロゴロしてて気付いたらやせていた、なんてことを夢見ている奴らのことなんかどうでもいいのです。基本的に、炭水化物は文字通り水と炭だけなのですから、動けば勝手に全部なくなってしまうでしょ?考えたらわかりそうなもの。動物が動くために使う最初のエネルギー源は糖質で、その後に使い始めるのが脂肪やたんぱく質なのだから、何かと忙しくうろうろしている人間ほど、炭水化物だけ食っとけばやせるでしょうね。まあ、白米や素うどんだけ食ってたんじゃ細胞が死んでいきますから、カラダが必ずノーと叫び始めるでしょうけれど。

朝飯食わないし夕飯のごはんも食わなきゃ食わないでかまわない派のわたしではありますが、食べるものが何もないなら米飯を選びます。噛むの大好きオヤジだから白米より玄米や雑穀米の方が好きだけど・・・わたしの個人的な愉しみなので、別に他人に勧める気なんてありません。

ちなみに、炭水化物を摂らない主義の皆さん方へ、必ず水分不足になりますから、せめて水分だけはたっぷりお取りくださいませ(アルコールや炭酸飲料水じゃありませんよ)。あと、たんぱく質は腎臓に負担をかけますから、あまり食べ過ぎません様に。中庸大好きと云われ、事勿れ主義のヒトばかりだと思われがちな日本人ですが、実は良いと分かったら一途に貫くが悪いと云われたら突然ソッポを向く超ストイック民族ですので、こういう健康ブームはとても心配です。食事は結局は”ほどほどが一番”ですけど、なかなかできませんからね。

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