« 日常に戻る(後) | トップページ | 酒は百薬の長にあらず、だそうな »

よろず相談の憂うつ

人間ドックの業界の中に身を置いてもう15年ほどになりますので、循環器内科の知識がほぼ雑学の域になり、人間ドックの専門医/指導医資格も取って、「予防医療が自分の専門分野だ」と公言できるようになってはきました。

でも、健診の専門家は総合診療医(あるいは総合内科医)ではありません。一般クリニックのドクターでもありません。雑学は齧ってはいますが中途半端ですし、自分で治療をするわけでもないのでアドバイスはできてもどこかいい加減で、ほとんど素人さんみたいなものです。

そんなわたしに、健診受診者さんが色々な相談をします。曲がりなりにも医者だから、メモ書きして持ってきます。基本、口先三寸の内科医であるわたしはまことしやかに答える術は持ち合わせていますが、本当にわたしで良いのかしら?と、いつも思うわけです。わたしに整形外科のことや婦人科のことを聞かれても、知識も技術もありません。せいぜい民間療法的なアドバイスをして「やっぱり、餅屋は餅屋だから、ちゃんと専門医に行った方が良いですよ」というのが限界のこともよくあります。

わたしはわたし自身が病気博士だから自分の経験は話せますが、もともとわたしのやり方が標準的ではないことが多いから、それを勧めるのもねえ。

|
|

« 日常に戻る(後) | トップページ | 酒は百薬の長にあらず、だそうな »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 日常に戻る(後) | トップページ | 酒は百薬の長にあらず、だそうな »