ディグニティセラピー
NHKテレビで、終末期医療としてディグニティセラピーを行う様子を見ました。ディグニティとは尊厳という意味です。
『ディグニティセラピー(Dignity Therapy)は、終末期の患者のスピリチュアルケアの一つとして患者の尊厳(dignity)を維持することを目的とする精神療法的アプローチの1つです。カナダのマニトバ大学精神科教授チョチノフ博士によって2005年に考案され、終末期の患者がこれまでの人生を振り返り、自分にとって最も大切なことを明らかにしたり、周りの人々に一番憶えておいてほしいものについて話をする機会を提供するものです。』(めぐみ在宅クリニックのホームページから転記)
余命を宣言され自分がどんどん自分でなくなっていく中で、自分の存在意義がわからなくなったり、自分の人生そのものが無意味に感じられたりするようになるのを乗り越える方法として生まれた方法だそうです。9つの質問に答えるやりとりを記録しながら自分の大切な人への手紙を皆で書き上げる作業で、これによって、自分の失いかけていた尊厳を取り戻すことができると云います。
自分のこれからの人生に役立つかもしれない、と思ってメモしました。
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