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生活リズム

被災後、元の家に住めなくなった義母が我が家の近くの貸家に引っ越すことになりました。まだ畳替えやら荷物の移動やらが終わっていないので、今は我が家に同居しています。

そんな義母と娘と娘婿とワンの新生活。わたしはあまり気にしていないのだけれど、母娘が互いに気を遣いすぎて疲弊しています。それは単なる親子喧嘩ともちと違う。年老いた母のためにできる限りのことをしてあげたいと一日中奔走する娘。「荒神様にはいつ行くの」と云う母に「そんなのもっとずっと先よ」「そんなこと云ってわたしの手が動かなくなったらどうするの?」「まだしなきゃいけない手続きが山ほどあるのよ。仕事だってあるんだから!お母さんが自分でするんなら良いけど何もできないでしょ!」徐々に苛立ちを隠せなくなる娘。疲れてソファに座り込む娘に「旦那にちゃんと夕飯の準備してあげんね」と叱る母親。ほとんど一触即発の空気をほぐすだけの甲斐性がわたしにはないけれど、一応その場に第三者がいることに気づいて我に帰る二人。

ずっと一人暮らししてきた義母とずっと離れて夫と二人暮らししてきた娘。母と一人娘がお互いにお互いを想いながらもプライドもあり、婿さん(わたし)への気遣いもあり、そしてまだ余震の続く震災の環境でのストレスも続く。こんなとき重要なことは、自分の生きてきた生活リズムを変えないように意識することだと思います。お義母さん、たとえわたしが一人早起きしていても、朝から洗濯ものを干していても、飯が出るまで何も云わず待っていても、これは我が家の生活リズムだから気にしないでください。娘に甘えたいときにはわたしを気にせず甘えてください。あなたの娘は口は悪いけれど、いつもたった一人の肉親のことを心配しているのです。そしてわたしが早起きしても無理して起きてこないでください。いつもの起床時刻はずっと後でしょ? ちょっと休みの間にしておきたい仕事があるのですが、今はこの時間しかできないのですよ。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

ジャイ先生

4月16日から20日目ですね。お疲れもピークかもしれませんね。持病がおありのようですから、そちらの方も心配ですね。ご高齢ではなくとも年齢的にも疲労からの回復には時間がかかると思います。疲れ過ぎるとしばらく元気は出ませんから、(まだ強い余震が来るかもしれませんので)身の安全を守りながら、適当にやり過ごしてお過しくださいますように。体の疲れがとれれば少しずつ元に戻ってきます。持病の悪化には気をつけてください。

微力ながら、Twitterで応援しております。

かくいう私めも、病気となんとか折り合いつけながら、だましだまし暮らしているしだいです。

何もできませんが、地震が鎮まるよう、祈っております。

投稿: おかめ | 2016年5月 6日 (金) 00時01分

おかめさん

いつも気を留めていただいてありがとうございます。
なんさま、3週間まともに仕事していないのに、徐々に虚しさが襲い掛かってくる感じ・・・たしかにまだまだだなと思います。今日は、ATMに並びながら、ふっと不安になったりしました。そうか、今がピークなら、なんとかなるな(笑)

投稿: ジャイ | 2016年5月 6日 (金) 16時45分

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