記憶作業とウォーキング
おもしろいですね。『記憶作業をした数時間後にウォーキングをすると記憶力が向上する』という研究報告が紹介されました。
<ウォーキングで記憶力を高める スマホや外部記憶に頼らない生活も>
運動が海馬を刺激して記憶力を高め、老化防止や認知症防止に良いというはなしは知っていましたが、記憶作業をした直後に運動するより、覚えてから数時間後の運動の方が効果がある、というのはなぜかしら? 『運動をするとドーパミンやノルエピネフリンといった、記憶力を高めるのに必要な神経伝達物質の分泌が促進される。記憶作業の直後に運動すると、その心理的効果が脳の記憶力を高める部位の緊張を高め、効果を得にくくなる可能性があるという。』という解説、わかるようでわからん(きっとこの記事を書いた人があまり理解できずに書いているなと感じる解説文)。
ちなみに、運動云々の前に、『記憶作業』というやつをしなくなったわたしたち。電話番号はスマホや携帯が覚え、メモ書きもPCやスマホで、時刻表やスケジュール表など昔だったら必要なところだけ書き写していたものまで今はスマホ写真でそのまま保存。頭なんか使う気ないですもんね。わたしも記憶に自信がないからすぐにメモる(しかも昔は紙に手書きでしたが今はiPadやiphoneのメモ機能に)ようになったのだけれど、これをするとさらに記憶力はなくなっていくことを痛感します。そのメモを眺めながら、こんな事いつ書いたっけ?と思い出せない。こうなるからメモるんだけど、メモるからこうなるようになったとも云えるかもしれません。
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