肥満とメタボ予防
ネタ切れ時のケアネット頼み。『肥満とメタボ予防にまつわるレポート5選』という報告から、日本のものだけ引っぱり出して読んでみた。
<食べる速さはメタボと関連~日本の横断的研究>
「国立国際医療研究センターの長濱 さつ絵氏らは、日本人における食べる速度とメタボリックシンドロームとの関連性を横断的研究で調査した。その結果、食べる速度がメタボリックシンドロームと関連し、この関連は主に、食べる速度による体重の違いで説明される」
<中高齢女性のロコモ判定にはウエストが有用>
「名古屋大学の村本 明生氏らは住民健診参加者を対象に調査を行い、中高齢女性では中心性肥満とロコモが有意に関連している」
<労働者のメタボ予防に効果的なのは>
「余暇における身体活動の強度がメタボリックシンドロームに及ぼす影響についての研究」「国立国際医療研究センターの桑原恵介氏らは、日本の労働者において、余暇における運動の強度、および仕事中や通勤時の身体活動によるメタボリックシンドロームリスクを比較した。その結果、高強度のみの運動、または高強度と中強度の運動の組み合わせ、および職場における身体活動への介入が日本の労働者のメタボリックシンドロームの予防に役立つ」
と云うんだけど・・・なんかね、だからなんなの?て感じなんですよね。指導する側のモチベーションを上げる資料にはなるけれど、指導される側のモチベーションがあまり上がるようなビジョンがない感じ。やっぱり、生活習慣病攻略は、むずかしい。
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