三次喫煙
タバコを取り巻く包囲網はどんどん強固になってきます。ここに来て出てきた単語は『三次喫煙』。「残留タバコ成分による健康被害のことで、タバコ煙が消失した後にも残るタバコ煙による汚染、さらにタバコ煙の残存物質が室内などの化学物質と反応して揮発する発がん性物質による害」・・・「タバコ煙に含まれる物質が、喫煙者の髪の毛・衣類・部屋(車内)のカーテン・ソファなどに付着し揮発したものが汚染源となり、第三者がタバコの有害物質に暴露」(eヘルスネット)
自分で吸い込む一次喫煙に対して、受動喫煙の概念は他人の吐く息から出る副流煙による二次喫煙のことだと思ったら、三次喫煙もれっきとした受動喫煙。たしかに、わたしが最近ずっと悩まされるのは禁煙と銘打っているタクシー内の空気の悪さで、産業医業務の行き来にタクシーに乗っている高々15分くらいで異常に気分が悪くなります。そのまま頭痛と吐き気が止まらず夜に就寝するまですっきりしません。禁煙タクシーなのに・・・そう、運転手さんが喫煙者だから。喫煙車の中の空気感とは全然違います。よっぽど、喫煙車の空気の悪さの方が耐えられます。だから、三次喫煙の法的規制、特に公の場での出入り禁止規定の強化を、迅速にお願いしたいと、密かに願っております。
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