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ヘッドハンティング

先日、日経メディカルに掲載された武元 康明(半蔵門パートナーズ)氏のヘッドハンティングの記事を読みました。『ヘッドハントで過疎地に赴いた医師の「覚悟」

もうわたしの年齢になると落ち着いてしまいますが、それでも「これから先、自分はどんな医療を手掛けていきたいのか、医師人生の集大成として、これまで培ってきた技能をどこに還元していくべきなのか、次のステージを思案」というフレーズは、医者ならだれでも一度は思い悩む命題なのかもしれません。

この記事に引き合いに出された先生の思い入れと医師としての使命感を実行される行動力には感銘します。うちの病院から地域の病院へと移られた先生方の多くもまた、この先生と同じような葛藤の末に選んだ道なのだと推測します。でも、移った後に「こんなはずではなかった」とか「後悔しているがやむを得ない」とかいうコメントを耳にして寂しい気持ちになることもしばしばです。だから、この先生のメールの「予想以上にトップの器が大きく、驚きました。非常に感銘しています」というフレーズが飛び抜けて印象に残りました。筆者は「大きなファクターとなるのが、受け入れ先の経営者の器です」と書いていますが、『経営者の大きな器』という目に見えないものの評価をするのは当事者なのですから、きっと『当事者(移っていった本人)の大きな器』あっての『経営者の大きな器』なのだろう、と読み解きました。こういう評価を受けるヒトになりたい(というより、こういう評価をできるヒトに会ってみたい)ものです。

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