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論破

『精製糖質』と『複合糖質』の違いについて検索しました。精製糖質とは白砂糖の類で、ブドウ糖として一気に血糖値を上げてインシュリンスパイクを導き出すので代謝に悪影響をもたらす。一方、いわゆる炭水化物(ごはんや芋など)のような複合糖質は腸管吸収が遅いので食後高血糖を助長しないし、満腹中枢を刺激して必要以上に食いたくならない。砂糖やそれを使った菓子は食べれば食べるほどさらに食べたくなる。そんな解説を読んでいたら、それに真っ向から反論する糖質制限支持の学者さんの文章も発見しました。複合糖質だって代謝異常をもたらすし食べ過ぎるしインスリンを刺激するし、ごはんも砂糖菓子と同じで断固摂るべきでないと。

まあ、ここ数日の食べ物に関する知識まとめを読んでいただいた皆さんは気になるでしょう。「で、結局、糖質制限はした方がいいの?しない方がいいの?」ということ。ブドウ糖制限をしてCRをするほど若返るという一方で、麦ごはんや雑穀米がアンチエイジングのキーワードであり、一日一食以上ごはんを食べると良い睡眠を得られるというデータも先日発表されています。くだんの学者さんがひとつひとつの理論を取り出して論破しているように、学者さんだけでなく、世間の皆さんも、なぜか全か無かを選択しようとします。糖質論争やらコレステロール論争やら、ほとんど貶(けな)し合いのように思えます。

人類が太古から備えている体内の代謝経路と太古から口にしているもろもろの食べ物・・・今の世までカラダに否定されることなく、淘汰されることなく、生き延びてきたものなのだから新しい人工物を除けば意味のないものなどないと思います。今までの歴史を全否定して「これこそが真の健康法」と唱えたところでその理論が他を凌駕できないのはなぜか? 食べ物の話を勉強するたびに痛感することは、「理屈で食っている限り、そこに健康はない」ということです。

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