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前と同じに

住んでいた借家が大規模半壊して転居した義母。長年住んでいた家から離れるときに家財の三分の二は捨ててきました。「それは上等なものだから」「これは思い出の品だから」というのを「存在すらすっかり忘れていて、こんな大災害でも起きない限り一生日の目を見なかったものなのだから、ここで捨ててください!」とわたしが強く云って、強制断捨利させました。

おかげで、我が家のすぐ近くの借家に引っ越したときには荷物も少なくてとてもスッキリ・・・していたのですが、先日久しぶりに義母の新居に行ったら足の踏み場もないほどに荷物で溢れていました。地震保険や見舞金などでお金に余裕が出たせいなのか、「あれが足りない」「これがないと生活できない」と云い始めて、「それはこれで代用できるでしょ」という娘の意見も聞き入れず、結局あれやこれやと新しいモノを買い込んでしまったようです。これでは単にモノを入れ替えただけで、ちっとも断捨利になっていません。せっかく新しい生活を始めるのだから、すべてをリセットしてスッキリさせたらいいのにと思うのですが、あの歳になると住み慣れた今までの生活空間と同じに戻さないと落ち着かないのだと悟りました。長い人生の中の試行錯誤を経ながら自分の生活しやすいように創意工夫した結果なのだから、その集大成の風景にできるだけ戻したいようです。

わたしは模様替えが好きです。どんなにその位置が便利だと分かっていても、長い間同じ方向を向いている家具があったら反対向きに置き換えたくてしょうがありません。今回の震災は絶好のチャンス。まだ倒れた靴箱や書棚は元に戻していませんから靴や本は床に積み重ねたままですが、かなり家財も減ったことだし、今度はどんな風に置き換えようかとココロ躍らせています。ま、「このままでもいいかな」とも思い始めていますが。

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