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「で、結局、米飯は?」

「で、結局、米飯は取った方がいいの?取らない方がいいの?」

抗加齢医学会総会の報告会で『ケトン体ダイエット』をレクチャーしていたら、同僚のドクターから、直球で質問されました。炭水化物肯定派と否定派が居て、その各々で、炭水化物と単純糖質とでは違う、違わないとか、人種で違うとか、調理法で違うとか、量の問題だとか、本当にいろいろな意見があります。そして、その各々の理屈の書いてあるものを読んでみても、各々にしっかりした理論が基本にありそうです。こういうものにディベートを行って、お互いの矛盾点をつつきあってもきっと埒はあきますまい。

わたしは何の科学的裏付けも持ちませんが、どちらかといえば日本人の米飯については肯定派です。太古のむかしに稲作が始まってから(弥生時代以降ですが)結局なくなっていないどころか今でも主食でいられるのは、単なる伝統の伝承とかだけではなくてそれが自分たちに合っていることをカラダ自身が知っているからだと思うからです。カラダの要求(アタマではなく)は、栄養学や医学などの後付け理論などとは次元の違う、生存理論(人類の存亡に関わる)の元で働いているはずです。

ただ、くどいようですが、多すぎる。そして夜遅くに食いすぎる。白米なら猶のこと。特に健診などで空腹時血糖や空腹時中性脂肪の値が高いヒトは、夜の間に回復すべきものが回復していないのだから、夜の過ごし方が悪いことになります。睡眠の質が悪いとか、遅くまで食べているとか、夕飯が多いとか・・・理想は、朝腹が減って目が覚めるくらいに夜のすべてを減らすのが一番だと信じております。ま、朝飯を食わないポリシーのわたしが云ってもあまり説得力がないかもしれませんが。

カラダに良いモノばかり集めたら、ただの偏食。太古から廃れない食べ物に毒物はない(想定範囲を超えた食い方をしなければ)。栄養や健康に『全か無か』の理論は存在しないと考えるべき、という、その点だけの問題ではありますまいか。

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