ペインシフトならず
ここのところ頸椎症による肩の痛みがぶり返し、鎮痛剤と湿布を手放せない日が続いています。夜も寝相の方向によっては神経痛特有の耐えられない痛みが出てきて安眠を許しません。まあそれでも、2年前のように上を向くこともできないような次元ではないのでましな方でしょうか。何事にもネガティブなわたしですが、痛みについては意外にポジティブ。一度経験したことのある症状なら、「こんなもんじゃろ」と受け入れるキャパが生まれました。「また出てきた」と憂鬱にはなるのだけれど、「どうせこれ以上は悪くならないし。この程度なら耐えて来たことあるし」と思えるわたしって、エライでしょ。
それでも辛いのは辛いんです。昨夜、週一、二回通っている少林拳教室がありまして、先週昇級試験が終わって気が楽になっていたので、ついがんばりすぎました。右のハムストリングスがビギッとイヤな悲鳴をあげまして・・・きっと小さな肉離れをやらかしたみたいです。湿布を貼って寝ましたが今朝も痛みが取れません。その痛み自体はまあ想定の範囲内なのですけれど、わたしが教わった”ペインシフト”理論はどこに行ったの?というところがちょっと不満です。人間のカラダ、生活に影響を与えるような慢性の痛みがあったとしても、他に新しくて強い痛みが出現するとそちらに痛みの主役が移動して、いつも悩まされていた痛みがウソのように消えてしまう・・・これが”ペインシフト”なんだけど・・・どっちも同じくらい痛いじゃないの~(泣)
ま、痛み博士としてはこれも経験値ですね。「痛い、痛い」と叫んでも痛みが消えるわけではないけれど、「痛い」と口にした方がちょっと楽になる感じはしますね。『ガマンは人生を豊かにはしない』・・・お~、名言、名言(笑)
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コメント
ジャイ先生こんばんは。
もし、その痛みが筋肉によるものであれば
長期的に筋肉をほぐすことによって
改善する可能性はあるかもしれません。
ここ2~3年ほど、ちまたで人気の
グリッドフォームローラーという
シンプルなストレッチグッズがあるのですが、
筋膜リリースという発想による設計で
自分の身体を自身で整えられるので
とても画期的です(◎´∀`)ノ
もちろんハムストリングス用のメニューもあります!
私はテニスが趣味でスクールに通っているのですが、
レッスンプロのコーチたちには欠かせないようです。
スポーツを仕事にしているとセルフケアは
おそらく死活問題なのでしょう。
ふつうにamazonで購入可能ですよ。
既にご存知だったらゴメンナサイ
(o・ω・)ノ))
投稿: Vitz | 2016年9月 4日 (日) 21時52分
Vitzさん、連日のコアな情報ありがとうございます。検索してみます。
もっとも、ハムストリングスの痛みは今朝の散歩時には堪えましたが、もうすでに良くなろうとしていますので、表現が大げさだったかもしれません。こうやって筋肉線維切りながら開脚角度が増すのかも、と妻が云うておりました(笑)
投稿: ジャイ | 2016年9月 5日 (月) 00時23分